名入れカレンダーのちょっといい話
中国から伝わる暦
暦の豆知識についてお話します
中国から伝わり、陰陽道(おんようどう)を通じて広められた運勢や吉凶を占う基準のことを九星といいます。
一白(いっぱく)
二黒(じこく)
三碧(さんぺき)
四録(しろく)
五黄(ごおう)
六白(ろっぱく)
七赤(しちせき)
八白(はっぱく)
九紫(きゅうし)
の九つをいいます。これに五行(木・火・土・金・水)と方位を組み合わせて、人の生まれた年にあてはめます。
性格や家相などの吉凶を占います。
よいとされる日によいとされる方角へ行くこと
できるだけ自宅よりも距離があること
その方角の自然の方角へいき最低でも二時間静かにすごすことが良いとされているようです。
宿泊するのもよいでしょう
温泉につかり、地元の食事をいただく
湧き水を飲むなどその地のエネルギーを体いっぱいに吸収できるといいそうです
カレンダーなら通販ショップエス・ピー・オカベ
名入れカレンダーおすすめフォント
名入れカレンダーの歴史
一般庶民が手にした最初の暦は明治中頃(約100年前)だといわれいます。
農事暦を中心とした“伊勢ごよみ”が出来、当時商人が正月の伊勢詣での際に買って帰ったのが始まりです。
農耕民族の日本人らしいはじまりですね。
“伊勢暦”からヒントを得て、各商店向けに月めくり、日めくりを大阪で製造し全国に広めていったそうです。
暮れに日めくりを配ると大変喜ばれ、各商店が挨拶回りに持参したものでした。
戦前迄、日めくりのカレンダーが中心でしたが戦後、印刷技術の進歩と共に現在の美術カレンダーへと移行していきました。
白黒からカラー4色の時代へ移り、大企業のCMが活発化されカレンダーも宣伝用に大企業が作るようになりました。
個人の趣味の多様化が進み、20年前個人向けのパーソナルカレンダー(書店等で販売)が出現し、現在日本では、贈答用の名入れカレンダー、宣伝用の企業カレンダー、個人向けのパーソナルカレンダーの3種に分ける事が出来ます。
諸外国では、個人向けだけという国がほとんどです。
日本では外国向けに日本の祝祭日や旧暦、六曜が掲載されていないものも製造されています。
ここ最近の注目は『ネオ・ジャパネスク』。
新・日本様式とでもいいましょうか・・・。
伝統ある日本の美を現代の新しい感覚で取り入れようというスタイルです。
他にも、美しい自然に息をのむ瞬間・環境の大切さに気づかされるカレンダー。
古きよき時代を思い起こさせる、ノスタルジックなカレンダー。
和風ヨーロピアンなカレンダー。
ラッキーパワーで運気を変える、最強の風水カレンダー。
などなど・・・。
毎日の生活に欠かすことのできないカレンダー。
貴方は一日何度カレンダーをみますか?
カレンダーなら通販ショップエス・ピー・オカベ
土用丑の日
土用(どよう)
陰暦で、立春・立夏・立秋・立冬の前のそれぞれ約十八日間をあらわしています。
陰陽五行説で四季(春・夏・秋・冬)を五行(木・火・金・水・土)に当てはめる場合「土」があまってしまいます。
四季それぞれ九十日あるうちの終わりの五分の一づつを「土」に当てたものです。清明(春)、小暑(夏)、寒露(秋)、小寒(冬)の後、各約十三日目に土用入り、約十八日で土用が明けて次の季節が始まるとされています。
土用があけると立春・立夏・立秋・立冬というわけです。
土用中に土を犯すことは忌むべきこととされ、埋葬などはこの期間は延期されていました。
ここ【エス・ピー・オカベ】の前身『岡部商店』に嫁いだすぐの頃のことです。
庭の草むしりをしていると・・・
『土用があけるまで待ちなさい。次からは土用に入る前に草むしりはおえておくといい』
と社長に諭されました。何も知らずに生きてきましたからびっくりです。
特に、夏の土用の丑の日には、暑気あたりを避けるため、にんにく・うなぎ・土用餅などを食べる風習はみなさんご存知かと思います。
夏の土用丑の日にうなぎを食べるだけが土用ではないのですね・・・。
土用には本来の意味があるのですね。
カレンダーなら通販ショップエス・ピー・オカベ
七福神とは?
七福神とは
七福神は福徳の神様のことです。
もちろん七人いらっしゃいます。ですがなかなか一人づつ確実にお名前をすらすらっと言える方は少ないのではないでしょうか。かくいう私もその一人なので調べてみました。
日本古来からの「恵比寿」信仰に、鎌倉時代、中国を経てインドから「大黒天」・「弁財天」が伝わり、室町時代には更に「毘沙門天」「布袋尊」「福禄寿」「寿老人」が加わって庶民に親しまれて来ました。浅草では神詣も有名で、人々の願いを叶える七福神として今に受け継がれています。
大黒天
インドの神様です。有福を示し、有徳、財宝、闘戦の神様で、二俵の米俵に立ち糧食を司る神様といわれています。
恵比寿神
イザナギノミコトの第3子蛭子尊ともいい大国主命の御子とも伝えられています。清廉、漁業、商売繁盛、交易の神様と言われ、エビス顔と言われるように尊顔です。
毘沙門天
インドの神様です。多聞天とも言われていて仏教四天王の一人です。左手の塔は八万四千の法蔵、十二部経の文義を具し、右手の宝棒は悪霊を退散させ財宝をさずけるといいます。
弁財天
七福神の中で唯一の女神です。愛敬を示し音楽、弁舌才智、水の神、芸術の神として古来日本では市来姫と同一神として信仰されています。
福禄寿
中国の神様です。人々と言うより中国道教の理想である幸福、俸禄の意味を持ち南極老人星の化現として現れた神とされています。大望、長寿。
寿老人
寿老神とも書きます。長寿の神様で老子の化身の神とも言われています。長命、富財、与宝、諸病平癒の神でもありあます。人々の安全と健康を守ります。
布袋和尚
中国五代聖人の一人である弥靭菩薩の化身ともいわれ、大量を表現し、堪忍と和合を教えてくれる神様です。同像は広く親しまれ尊敬されています。
こうしてお一人おひとりを知ると七福神カレンダーの有難さや縁起のよさがより伝わってきますよね。
カレンダーなら 「通販ショップエス・ピー・オカベ」
旧暦ってスゴイんですッ
ご存知でしたか?
旧暦ってスゴイらしいんですよ。
私もカレンダー屋に嫁いでから知ったので,まだまだ勉強中の身なんですけれど^^ゝ
四季の移り変わりを敏感に捉えた旧暦を利用して大きな成果を上げているというアパレル関係の方もいらっしゃるとか・・・。
旧暦がスゴイわけ・・・・
理由その1)旅行計画、商品の販売戦略に役立つ!
旧暦や二十四節気を見れば、季節の変わり目や気候の寒暖を予測できます。衣服の入れ替え、家族旅行の計画、更にビジネスでは商品の買付けや売れ筋予測に効果を発揮!家庭や仕事場で、ぜひ本来の季節感を体験してください。
理由その2)ガーデニング、山野草や自然散策に!
二十四節気、七十二候を見れば、植物の種まきや開花・収穫などの予測が可能!週末のトレッキングや野山の散策、自宅でのガーデニングなどの参考に!
理由その3)血圧や体調管理に役立つ!
月の満ち欠けは、あなたの血圧や体調、心にも影響を与えます。月の周期を理解し、体のバイオリズムを知り、日々の健康管理にお役たてください。
理由その4)大漁計画間違いなし!
潮の干満や大小は月の運行を見ることで予測が可能。現在も漁業では、旧暦や月の運行で漁の計画が立てられています。
皆さんも旧暦を利用してよりよい生活を!
カレンダーの六曜って何?
暦注の一種です。中国の六壬時課(りくじんじか)または小六壬(しょうろくじん)と呼ばれる時刻・日の吉凶占いが室町時代に日本に伝わって変化したもの。江戸後期から一般に使われ始めました。旧暦の元日を「先勝」とするなど六星を旧暦の定めた日に配し、順次循環させて、それぞれの星に当たる日の吉凶を占います。
●先勝(せんしょう)
急用や訴訟などを行うのに吉の日です。ただし午後は凶です。
●友引(ともびき)
午前、夕刻、夜は勝負なしの吉日。昼は凶。葬儀は道連れが出るとされ、営む事を忌みます。
●先負(せんぷ・せんぶ)
しずかにしているのが吉の日。公事や急用は避けます。ただし午後は吉。
●仏滅(ぶつめつ)
勝負なしの日。移転、回転、新規事業など全てにおいて凶の悪い日とされます。古くは、「物滅」とも書きました。
●大安(たいあん)
仏滅とは逆に結婚、移転、建築、旅行など全ての事に吉とされるよい日です。
●赤口(しゃっこう・しゃっく)
赤口神が人々を悩ますため何事にも悪いとされる大凶の日。午の刻(正午)のみ吉です。
若い方はきっとご自分やご兄弟のご結婚の際にはじめて意識されることも多いのではないでしょうか・・・。お祝い事はやはり、大安か先勝が好まれます。ご本人達よりも両家のご両親・ご親族の方が強く意識なさるケースが多いようですね。
カレンダーなら「通販ショップエス・ピー・オカベ」
月暦
涼しい風が吹き始めると月のきれいな季節になってきますね。秋の澄んだ夜空に浮かぶぴかぴかの満月をじっと見つめていると、その光に吸い込まれていくような感覚を覚えます。
さて、みなさんは月の名前をいくつ知っていますか?
新月、満月、半月、三日月くらいはわかりますよね。上弦の月、下弦の月ってどっちが満ちる途中の半月だっけ?なんて思う方も多いのではありませんか?そういう私もそうなんです(恥)
他にも素敵な月の呼び名がたくさんあります。
半月のことは『弓張り月』、三日月のことは『眉月』ともいわれていますね。
夕方西の空に見える『黄昏月(たそがれづき)』
夜の月は『宵月(よいづき)』
明け方の空には『有明月(ありあけづき)』
新月で月の見えない夜は『星月夜(ほしづきよ)』
十五夜の月『望月(もちづき)』は日の入りのすぐ後にでてきます。翌日は30分ほどえ遅くでてきます。日が沈んでからしばらくためらって昇り始める月ということで、ためらうという意味の『いさよう』月とよばれるようになったそうです。
十七夜の月は立って待っていると出てくる『立待月(たちまちづき)』
十八夜は座って待つ『居待月(いまちづき)』
十九夜は座っても待ちきれず横になって『寝待月(ねまちづき)』もしくは『臥待月(ふしまちつき)』
二十夜になると、夜も更ける頃にならないと月はでてきません。『更待月(ふけまちつき)』
こうしてみると、人はいつも月を待っているんですね。私たち日本人は本当に月が好きなようです。月は満ちては欠け、欠けては満ちると常に形を変えています。私たちの祖先はその月をしみじみと味わっていたのでしょうね・・・。
今は何事も移り行くスピードが早く、しみじみと味わう事の少なくなった現代社会ですが、時には好みの飲み物を片手に空を見上げて色々な思いを巡らせてみてはいかがでしょうか・・・。
ここでオススメカレンダーは『月暦』です。
名入れ用カレンダーの【絵入り文字】のカテゴリーに掲載しております。月と人間のバイオリズムも密接な関係があるとか・・・。
2009年は月と共に元気にお過ごしください。
カレンダーなら「通販ショップエス・ピー・オカベ」