名入れカレンダーのちょっといい話
土用丑の日
土用(どよう)
陰暦で、立春・立夏・立秋・立冬の前のそれぞれ約十八日間をあらわしています。
陰陽五行説で四季(春・夏・秋・冬)を五行(木・火・金・水・土)に当てはめる場合「土」があまってしまいます。
四季それぞれ九十日あるうちの終わりの五分の一づつを「土」に当てたものです。清明(春)、小暑(夏)、寒露(秋)、小寒(冬)の後、各約十三日目に土用入り、約十八日で土用が明けて次の季節が始まるとされています。
土用があけると立春・立夏・立秋・立冬というわけです。
土用中に土を犯すことは忌むべきこととされ、埋葬などはこの期間は延期されていました。
ここ【エス・ピー・オカベ】の前身『岡部商店』に嫁いだすぐの頃のことです。
庭の草むしりをしていると・・・
『土用があけるまで待ちなさい。次からは土用に入る前に草むしりはおえておくといい』
と社長に諭されました。何も知らずに生きてきましたからびっくりです。
特に、夏の土用の丑の日には、暑気あたりを避けるため、にんにく・うなぎ・土用餅などを食べる風習はみなさんご存知かと思います。
夏の土用丑の日にうなぎを食べるだけが土用ではないのですね・・・。
土用には本来の意味があるのですね。
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